よくある質問
電気料金や電力会社の乗り換えについて、よくある疑問にお答えします。
電気料金の基礎
kWhは電力の使用量を表す単位です。1kWhは「1,000Wの電力を1時間使ったときの電力量」。
・ドライヤー(1,200W)を30分使う → 約0.6kWh
・エアコン(600W)を8時間使う → 約4.8kWh
・LED電球(8W)を10時間つける → 約0.08kWh
月の使用量が300kWhの場合、従量料金は約9,000〜10,000円程度になります。
最近はペーパーレス化が進み、Webやアプリで確認する形が主流です。大手電力の場合、マイページにログインすると過去の使用量や明細を確認できます。紙の明細が届かなくなっていても、過去のデータはWebで見られることがほとんどです。
電気代が前月と大きく変わる原因としては、以下が考えられます。
・季節の変化: 夏や冬はエアコンの使用量が増える
・燃料費調整額の変動: 燃料価格が上がると、この項目が増える
・再エネ賦課金の改定: 毎年5月に単価が変わる
・家電の増加: 新しい家電を導入した
・在宅時間の変化: リモートワークなどで在宅が増えた
明細の内訳を見れば、どの項目が増えたのか特定できます。
総務省の家計調査によると、一般家庭の電気代の月額平均はおおよそ以下の通りです。
・一人暮らし: 月4,000〜6,000円程度
・二人暮らし: 月7,000〜10,000円程度
・ファミリー(3〜4人): 月10,000〜14,000円程度
季節やライフスタイルによって大きく変わりますが、自分の電気代が平均より高いか低いかの目安にはなります。
オール電化住宅の場合、通常の従量電灯プランではなく、時間帯別の料金プラン(夜間が安い)を契約していることが多いです。夜間にお湯を沸かすエコキュートなどを使う前提で設計されています。オール電化向けのプランは従量電灯とは仕組みが異なるため、単純な料金比較が難しく、乗り換え先の選択肢も限られます。
電力会社の乗り換え
なりません。どの電力会社と契約しても、送配電は大手電力の送配電部門が行います。同じ送電線を通る同じ電気なので、電気の品質(電圧・周波数)も全く同じです。
基本的に不要です。スマートメーターが未設置の場合のみ、無料で設置工事が行われますが、立ち会いも不要なことがほとんどです。
ほとんどの場合、かかりません。スマートメーターの設置も無料です。
申し込みから切り替えまでは通常2〜3週間かかります。次の検針日から新しい電力会社の料金が適用されるケースが多いです。
切り替えられます。個別に電力契約をしている場合は、大家さんの許可なく切り替え可能です。ただし、マンション一括受電の場合は個別の切り替えができません。管理組合や管理会社に確認してみてください。
乗り換え自体は可能ですが、注意が必要です。オール電化向けのプランは大手電力の方が選択肢が多く、新電力では対応プランが限られています。夜間の割安料金がなくなると逆に高くなる可能性もあるので、慎重に比較してください。
戻せます。乗り換え先が合わなければ、元の大手電力に戻すことも、別の新電力に再度乗り換えることも自由です。違約金がなければ、コストもかかりません。ただし、旧プラン(例: オール電化の旧プラン)は新規受付を終了しているケースがあり、同じプランに戻れない場合があります。
いいえ。電気とガスは別々に契約できます。電気だけ新電力に切り替えて、ガスは今のままという使い方も問題ありません。ただし、ガス会社の電力プランでセット割を利用する場合は、ガスと電気を同じ会社にまとめることが条件になります。
契約中の新電力が事業撤退しても、電気がすぐに止まることはありません。地域の送配電会社が一定期間「最終保障供給」として電気を届けます。ただし、最終保障供給の料金は割高に設定されているので、早めに別の電力会社に切り替えることが大切です。撤退のリスクを下げたい場合は、大手ガス会社系(東京ガス、大阪ガスなど)の新電力を選ぶのも一つの方法です。
多くの新電力は複数エリアに対応しているので、引っ越し先でも同じ電力会社を使える場合があります。ただし、対応エリア外の場合は新たに電力会社を選ぶ必要があります。引っ越し前に対応エリアを確認しておくとスムーズです。
市場連動型プラン
電力の卸売市場(JEPX)の取引価格に連動して電気料金が変わるプランです。電力需要が少ない時間帯は安く、需要が集中する時間帯は高くなります。うまく使えば電気代を抑えられる可能性がありますが、需要が急増する時期(猛暑日の夕方など)は単価が跳ね上がるリスクもあります。電気の使い方を時間帯で調整できる方に向いています。
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