Wattly

自社発電設備を持つ電力会社一覧

自社で発電所を保有・運営する電力会社を、発電方式・設備概要つきで網羅的にまとめました。

掲載 37 社 / 情報は2025〜2026年時点の公開情報にもとづきます

電力会社はすべてが自前の発電所を持っているわけではありません。 卸電力市場や他社からの調達だけで電力を供給する会社も多く、自社発電設備の有無は供給安定性や電源構成の透明性に影響することがあります。 このページでは、自社発電設備(発電所)を保有・運営している会社のみを掲載しています。

大手電力グループの場合、小売会社と発電会社が分離されているケースが多く(例: 東京電力EP+JERA)、 「グループとして自社発電あり」の場合もここに含めています。 製造業系は自家発電の余剰分を販売するモデルです。

大手電力

旧一般電気事業者(地域独占の大手10社)。全社が大規模な発電設備を自社保有。

北海道電力

公式サイト →
火力水力LNG石炭

石狩湾新港LNG火力(新設稼働)、苫東厚真石炭火力、水力多数。泊原発は現在停止中。

火力水力原子力風力地熱

女川原発2号機(2024年11月再稼働)、東通原発(停止中)、水力・火力多数。2030年代再エネ200万kW開発目標。

東京電力EP

公式サイト →
火力水力原子力太陽光風力

発電部門はJERAに移管。グループ全体で柏崎刈羽原発・多数の火力・水力・再エネ設備を保有。

発電はグループ会社(JERA等)が担当

中部電力ミライズ

公式サイト →
火力水力原子力

発電部門はJERAに移管。グループで水力約200ヶ所、浜岡原発(停止中)。小売部門が主体。

発電はグループ会社(JERA等)が担当

火力水力LNG

旧一般電気事業者中最大級の水力比率(約25%)。富山新港LNG火力、志賀原発(停止中)。

火力水力原子力太陽光風力

大飯・高浜・美浜原発(稼働中)、水力1.9GW超(152ヶ所)、LNG・石炭火力多数。

火力水力石炭

三隅石炭火力(国内最新鋭)、水力多数、島根原発2号機(2024年再稼働)。

火力水力原子力

伊方原発(稼働中)、坂出・橘湾LNG火力、水力多数。

火力水力原子力太陽光風力地熱

川内・玄海原発(稼働中)、水力154ヶ所、松浦・苅田等の大型火力。再エネも積極展開。

火力LNG石炭

吉の浦LNG火力、具志川・金武等の石炭・石油火力。離島型独立系統。原発なし。

大手電力グループ

大手電力の発電部門が分社・合弁化した会社。実態上の発電主体。

火力LNG石炭

東京電力・中部電力の発電部門合弁。国内発電容量約6,576万kW(日本最大)。発電電力量は国内の約1/3。

九電みらいエナジー

公式サイト →
太陽光風力バイオマス地熱水力

九州電力100%子会社。再エネ5電源を自社保有。発電最大出力306,313kW、発電実績10,284万kWh。

都市ガス系

都市ガス会社が電力小売参入にあたって自社発電設備を整備・保有。

LNG天然ガス太陽光

袖ケ浦LNG基地内ガスエンジン発電所(2025年3月竣工)。合計約30万kWのガスエンジン発電所を保有。大型LNG火力(195万kW)も建設中(2029年度稼働予定)。

大阪ガス(Daigas)

公式サイト →
LNG太陽光風力

泉北天然ガス発電所(277,500kW×2基)。国内約300万kW+海外約120万kWの発電施設を保有。

天然ガスLNG

四日市工場でガスエンジンCGS(16,500kW、2018年稼働)。JERAと知多火力発電所7・8号機を共同開発中(出資25%、2029年度稼働予定)。

北海道ガス

公式サイト →
天然ガス太陽光バイオマス

石狩発電所(ガスエンジン12台・93.6MW)、札幌発電所(15.6MW)、苫小牧木質バイオマス(5.9MW)。

石油系

石油会社・石油系グループが運営する発電事業者。

ENEOSでんき(ENEOS Power)

公式サイト →
火力LNG太陽光風力バイオマス

全国100ヶ所以上・発電容量300万kW超の自社発電所。五井火力(LNG複合サイクル)、室蘭バイオマス等。

出光グリーンパワー(出光興産系)

公式サイト →
風力太陽光地熱

六ケ所村二又風力発電所(51MW)、姫路太陽光発電所、大分地熱バイナリー発電。グループで太陽光3ヶ所・計約14MW。

ENEOSリニューアブル・エナジー(JRE)

公式サイト →
太陽光風力

ENEOS傘下の再エネIPP。稼働中約79万kWを含む国内外合計100万kW超の再エネ発電所を開発・運営。

独立系発電事業者(IPP)

電力会社グループや製造業とは独立して発電事業を営む事業者。再エネ中心。

J-POWER(電源開発)

公式サイト →
水力石炭風力地熱バイオマス太陽光

国内98発電所・約1,800万kW(2025年3月)。水力・石炭火力で国内トップシェア級。海外も32プロジェクト稼働。

バイオマス太陽光地熱風力

東証上場の独立系再エネ事業者。秋田・石巻・苅田等のバイオマス、南阿蘇地熱(2023年)等を運営。

リニューアブル・ジャパン

公式サイト →
太陽光風力水力

累計約1GW開発・取得実績。O&M受託2GW超。2024年に東急不動産が子会社化。

ユーラスエナジー(豊田通商系)

公式サイト →
風力太陽光

国内外で風力・太陽光を大規模運営。2025年4月にSBエナジーと統合し国内最大規模の再エネ事業者に。

SBエナジー(ソフトバンクグループ)

公式サイト →
太陽光風力

苫東安平ソーラーパーク(約111MW、国内最大級)ほか全国にメガソーラー多数。太陽光667MW・風力60MW運営(2023年時点)。

日本風力開発(JWD)

公式サイト →
風力

陸上・洋上風力発電所の開発・運営に特化したIPP。全国各地で風力発電事業を展開。

太陽光風力小水力

全国70ヶ所超の発電所を開発・運営(太陽光・風力・小水力)。海外(ブラジル・東南アジア等)にも展開。

再エネ系新電力

発電設備を自社保有する再エネ特化の新電力。小売も兼業。

Looopでんき

公式サイト →
太陽光風力水力

全国41ヶ所・合計64MW保有(2023年6月)、129MW開発中。EPC事業でIPP機能を持つ市場連動型プランで有名。

シン・エナジー

公式サイト →
太陽光バイオマスバイオガス水力地熱風力

全国合計74,685kW保有。西宮バイオガス発電(720kW)、生野銀山バイオマス(900kW)等、多方式の再エネを展開。

HTBエナジー(H.I.S.グループ)

公式サイト →
地熱天然ガス太陽光風力

大分県別府市の地熱発電所(40kW)、ハウステンボス敷地内のガスタービン発電機を保有。太陽光・風力も開発。

グリーンエナジー&カンパニー

公式サイト →
太陽光

土地所有者と連携した太陽光発電所を開発・運営するモデル。全国に発電所を保有。

製造業・インフラ系

製造プロセスの副産物・廃熱等を活用した自家発電を持ち、余剰分を販売。

日本製鉄(日鉄エンジニアリング)

公式サイト →
副生ガス石炭廃熱回収

高炉副生ガス活用の自家発電で消費電力の約88%を自給。室蘭・釜石・広畑・八幡・大分等で約80万kWをIPPとして電力会社へ卸売。法人向け小売も展開。

JFEスチール

公式サイト →
副生ガス石炭廃熱回収

東日本(千葉・京浜)・西日本(倉敷・福山)製鉄所で大規模自家発。JFE千葉クリーンパワーステーションでIPP事業(全量を東電に卸売)。

王子ホールディングス(王子製紙)

公式サイト →
バイオマス廃熱回収

製紙工場で黒液・木質バイオマスボイラーにより自家発。余剰電力を電力会社・市場へ販売。小売電気事業者として登録済み。

日本製紙グループ

公式サイト →
バイオマス廃熱回収

石巻工場(自家発電率約99%・約170MW)。石巻・八代にバイオマス発電設備新設。余剰電力を販売。小売電気事業者登録済み。

北越コーポレーション

公式サイト →
バイオマス廃熱回収

関東工場(勝田)で木質バイオマスボイラーを稼働。工場内エネルギーをほぼ自己完結し、余剰電力を電力会社に販売。

NTTアノードエナジー

公式サイト →
太陽光風力地熱バイオマス

NTT通信局舎・データセンター屋根等を活用した再エネ発電所を全国で開発。2030年に26.9億kWhの再エネ発電量を目標。蓄電所も全国18ヶ所建設中。

商社系

総合商社グループが電力小売と発電を一体で展開。

丸紅新電力

公式サイト →
水力風力太陽光バイオマス火力

国内21地点の発電所建設実績。水力30MW超(新電力業界で希少)。丸紅グループは国内外でIPP最大規模の開発実績を持つ。

電力会社を実際に料金で比較したい方は、シミュレーターもご活用ください。